福岡県内では各地で真夏日となりましたが、晴れの天気も梅雨入り前は25日が最後となりそうです。 52年ぶりに記録を更新するほど遅れていた九州北部の梅雨入りが、いよいよ26日になりそうです。 25日の九州北部地方は高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温は久留米市で33.7度、八女市黒木で32.6度と各地で真夏日となりました。 一方、梅雨入りが記録的に遅れてダムの貯水率が落ち込み県内では水不足が懸念されていますが、26日以降は曇りや雨の日が続く見込みです。 気象台などによりますと、26日は統計開始以降最も遅い梅雨入りの発表がありそうです。 26日から27日にかけては総雨量30ミリ前後のまとまった雨が予想され、週末には大雨の恐れもあることから気象台が注意を呼びかけています。 こうした中、福岡市は災害時の被害状況などをいち早く把握するため、政令市としては初となる新たな取り組みに乗り出しました。 【福岡市 高島市長】 「ＬＩＮＥを使ったまた新しいサービスにチャレンジしたいと思います」 【永松記者】 「25日から新たに始まったのは、こちら福岡市のＬＩＮ公式アカウントを使った通報システムです」 このシステムでは、道路のガードレールや公園のベンチの破損などを発見した市民に、まずその状況をスマートフォンで撮影してもらいます。 続いてＬＩＮＥの福岡市の公式アカウントにある「道路公園など通報」というメニューから、位置情報や画像などを市の担当部署に通報してもらう仕組みです。 福岡市には、道路や河川の不具合に関する通報が年間約１万9000件寄せられていますが、状況の把握に時間がかかり誤った情報も多いといいます。 市は、新システムの導入で通報に関する手間が省かれ、年間でこれまでより約3000件多い通報を処理できると試算しています。 【福岡市 高島市長】 「みんなで街をつくっていくというイメージ。 それを可能にしたのがこういう新しいデバイスであってサービスなので、こういうものはどん欲に福岡市としては市政にも取り入れていく」 市は新たな通報システムを、被害状況の把握など災害時の素早い対応につなげたいとしています。
26日から梅雨入りか 道路などの“被害状況”素早く把握へ ＬＩＮＥで通報可能に 福岡市が新システム (19/06/25 20:00) - YouTube |
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| News & Politics | Upload TimePublished on 25 Jun 2019 |
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